12年連れ添ったdocomoからIIJmioに移行した

そういえばIIJmio、申込みから2日で届いた。

書こう書こうと温めているうちに二番煎じっぽくなりましたが、とりあえず書きます。

表題の通り。先月頭に移行していたので、だいたい1か月ぐらいIIJmioを使ったことになります。docomoは高校生のころに携帯を持ち始めたときからずっと使っていて、理由としては単純に「家族が使っているから」というだけで(ポイント共有できたり割引効いたりはするので)、そこまで積極的な理由ではなく。長期利用していると基本料金が下がったり、ポイントが溜まりやすくなるっていうメリットもあるにはあったんですけど、移行後の方がそれよりメリット大きそうだったんであんまり躊躇いはなかったです。

移行の理由としては料金が下がるという点よりも、三大キャリアを使う手間というところが大きかったです。携帯を買い換えるときにいちいち1時間ぐらいかけて書類書いたり説明受けたりしなきゃならないし、もろもろオプションをつけておくと安くなりますとか、とにかく契約が煩わしい。プランもいろいろな選択肢がある上に、家族がいるとどう、機種代金を割賦で払うか一括で払うかでどう、さらに契約解除できる機会が2年に一度しか訪れないとかまぁ、面倒くさい。こっちは月に何GB使えていくらってのさえわかればよくて、たまにしか使わない電話回線については従量課金でぜんぜんOK、回線キャリアの提供するサービスや割引の類は一切不要って感じなので、だったらMVNOの方が明らかに幸せになれるやん、と。

IIJmioを選んだのにもそこまで理由はないんですけど、信頼性ですかね。個人的にIIJという会社は信頼しているので。先ほど書いた通り契約の煩雑さが解消されることが第一目的であり、料金の低減は副作用でかまわなかったので、料金比較はそんなに厳密にやっていません。イオンとかビックカメラの売ってるSIMが中身はIIJらしくて、これらを経由することで少し得だったりもするらしいんですけど、店頭契約は回避したかったし、関係するファクターはなるべく少なく済ませたかったのでIIJ直契約しています。回線速度は、最近のIIJmioは他社に比べると遅いみたいな話も見かけましたが、主な使用用途はTwitterfeedly、Pocket、Gmail、LINEあたりで、ソシャゲも動画もモバイル回線を通じてやることはほぼないので、そこまで気にしませんでした。実際使ってみると平日のお昼にTwitterの画像や動画の読み込みが少し遅くなるかなというのはありましたが、娯楽用途であって緊急性があるわけでもないので、困ってはいないです。むしろ契約がシンプルになったので、心理的にはやっぱり楽になりました。元々3GBのプランで契約していたのを今回5GBにしてみましたが、テザリングをしても容量余るので、もうモバイルルーターも解約してよさそうな具合。

移行が自宅にいるだけで済んだのもちょっと驚きでした。ドコモのブラウザサービスであるMydocomoからMNPの予約番号を発行して、IIJmioのページから新規申し込みするときにそれを渡せば終わり。3日後にはSIMが届いて、アクティベートと同時にdocomoは解約されていました。端末については今年の春、すでにグローバルモデルのXPERIA Z5 compact SIM freeを買っていたので、移行前後で特別な操作はほとんどなくシームレスに終わりました。キャリア回線との結び付きが強いことで知られるLINEも、メアドとパスワードでログインしていたのでそのまま使えてます。

これはちょっと自分の職種(ITシステム運用)に沿った考え方なんだろうなとは思いますけど、日常生活に紐ついた契約はなるべくシンプルに管理コストを低くした方が精神衛生にいいですね。最近クレカを使うのもやめてデビットカードに移行しつつあるんですが、実質金を借りている状態よりも、払った金はすぐに口座から無くなる方が感覚的には楽で、これも「管理コストが低い契約」の一例かなと思ってます。