そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

自分が知りたいことしか知ることができない世の中

Googleで検索していて、ふと気付いた小さな文字列。

こ、これはまさか……ついに始まったということか!

これはどういう意味?

Googleはログインした状態で検索を行っていると、検索した文字列とクリックした検索結果の履歴がすべてアカウント情報として残されます。

上に挙げた文字列があらわすところはすなわち、Googleが僕のウェブ履歴を解析し、それに基づいて嗜好の合いそうなページを優先的に検索結果に表示させているということ。

Googleは履歴などのデータベース化に極めて長けているので、いつかこうなるんじゃないかとは思っていましたが……。ついにか。

これは非常に便利なように思えます。膨大な検索結果から、的確なものが浮かび上がるわけですから。が、一方で大きな弊害があるように思うのです……。

自分で自分を囲い込んでしまうということ

そういうこと。すなわち、自分のウェブ履歴が反映された検索結果だということは、自分の好むページばかりが表示される可能性があるということ。

ただでさえ検索サイトで使う言葉なんて、自分が探したい=自分の趣味に合った言葉ばかりです。Googleの力により、さらに拍車をかけて自分の趣味が色濃く出るようになるわけですね。

ウェブは無限で広い世界のように思えますけど、その中で自分が見る情報というのは自分が好きな情報でしかなく、結局狭い世界の中に留まることになる。そんな言説が昔からありましたが、今回のこれはさらに世界を「狭く」してしまうのでは。

もっとも、今現在どれだけの精度で「自分のウェブ履歴」が反映されているのかはわかりません。しかし、アルゴリズムなんてすぐに進化しますし、徐々に精度はよくなっていくのではないだろうか……。

補足

始まったのは先月11日のようです。で、最近になってこの断り書きが表示されるようになったと。知らないうちに機能が増えてたんですね。

 パーソナライズド検索は、ユーザーが検索した履歴を表示、管理、学習することで、ユーザーの嗜好に合わせ、より求めている検索結果であるほど上位に表示される。

使うほどに賢くなる日本語の「Googleパーソナライズド検索」開始 - CNET Japan