話題とデマとTwitter

さっきbuzzter見たらエライことになってた。

ちょうど酒井法子とその長男が行方不明になってしまったというニュースが話題(という言い方は若干不謹慎ですが)になっていたときで、トップ2、3が「酒井法子」を表す語。さらにその内容を見ると、「酒井法子の遺体が摩周湖で発見された」という、デマと思わしき真偽不明の情報*1に関する呟きがいくつか。

こういう「話題性のあるデマ(あるいは真偽不明の噂)」って、TwitterだとReTweetですごく速く伝播できるんだろうなァ。ReTweetが繰り返されれば「今話題のワード」として認識され、buzzterなどにも載る結果になる。それがさらに伝播のスピードを速める悪循環。ただ一方で伝播が早い分、論破されるのも早いことがある*2し、無用な、不確かな情報はあっという間にタイムラインから勝手に流れていくという利点もある。もちろん、流れない場合も往々にしてあるが。

事例として挙げるにはあまり好ましくない話だったかもしれないが、まァそういう話ほど「人のおしゃべり」では広がりやすいもの。Twitterが結局は人力のミドルメディアであり、「情報の選別」という側面から見ればある程度限界も孕んでいるという点は留意しておきたいかも。


ついでに書き留めておくと、「今半蔵門線の横に座ったいかにも出来そうな官僚みたいな人が」と「政府機関の為のtwitter戦略テンプレート」という謎の長いキーワードは、こちらのTweetがきっかけになったもののようです。これもまた面白い現象。

あと逮捕翌日だというのに、「押尾学」のこの話題性の高さは何なんだ……。

補足

id:chrojuTwitterアカウントを持っておりません。buzzterなどで時折ROMる(って言うのか?)のみ。それでも情報ツールとしては十分使えると思う。

*1:2chが発端?

*2:実際、数時間で論破された模様。