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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

誰よりも何よりも自分のためにブログを書く

いつの間にかブログ開設から1年が経ってたみたいです。更新ペースは変化してきたとはいえ、やめずにここまで来れたことは嬉しい限り。「取りあえず100エントリー」を目標にやってきましたが、すでに「ブログを書いた日数」は140日を越えています。3日に1回以上は書きすぎだろjk

てなわけで、取り留めもなくこの1年ブログをやってきて気付いたことなどを記していきたいと思います。ちょいと長文にはなりますが、もし読んでもらえたら嬉しいです。

書きたかったから書いたんだ

そもそものブログを始めたきっかけは、なんてことはない。書きたかったから。それだけでした。ブログを始める前はmixiで結構マメに日記を書いてた。中高ぐらいはえーと、まあ黒歴史的に何かを書いてた経験がある。うん、厨二病に典型的なアレですよアレ。あるいはプライベートでも日記を書いてる。もうとにかく書くこと自体が好きなんです。よくわからないんだけど。

ただ書くだけならmixiでも良さそうなものなのに、mixiはブログ開始直前にやめてしまいました。その理由は、クローズドな場所に書いていてもウェブのストリームには乗れないから。ウェブは散漫にあらゆるデータが存在しているようにも見えるけど、実はその中に流れや文脈ってものがある。どうせならその中にいたかったから、オープンにアクセスを集められるブログを選びました。ウェブに流れる有象無象の中の一人ではなく、自分はボカロが好きで、こんなことを考えてるんだってのをどこかにしっかりと位置づけておきたい。だからブログじゃなきゃダメだったんです。

はてなを選んだのにも、いくつか理由があります。デザインのシンプルさといじりやすさ、はてブとの紐付け、あとは全体的な「色」として、僕の好むテーマを取り扱いやすかったこと。特に最後のが大きいと思います。要はすでに話題があるところに乗り込んでいって、自分もその話題をしゃべってみたかった。先の「ストリーム」の話と同じです。今じゃそれほどでもなかったのかなと思ってるけど、当時はある種の「文化圏」をはてなの中に見出していました。あとはまあ、自己顕示欲が強いですからねェ……僕も。

アクセスは欲しかったけど、不要だった

ブログでなくとも、何かしらサイトを始めれば必ず気になるのがアクセス数。いや、気にならないという人もいるでしょうけど、表に出して書いている以上、ある程度多くの人に読んでもらいたいのが本心じゃないの?*1と思ったり。

僕も開設当初はアクセスやブクマを得ることを目指していました。というより、誰にも見てもらえないのが寂しかった。ブクマやスターが付くのは、ブログ主にとってはすごく嬉しいことで、それは1年経った今でも変わりません。

だからアクセスを稼ぐために、ちょっと張り切ったことをやっちゃったりもした。具体的には「釣りタイトル」をつけたことがあって、結果としてはかなりのブクマを集めることができた。それこそ自分の想定を超える数のブクマが集まって、どう考えてもタイトルに内容が見合ってないのにどうすんだこれ!?という事態になってしまいました。あれは若気の至りとはいえ、ちょっとやりすぎたなーと反省しています。

以後、そういうことはしていません。というかこれで気付いたんですが、僕はアクセスなんて要らないんですよ。正確に言えば、アクセスありきでブログを書くのは僕にとっては誤りであって、あくまでエントリーありきで、それにアクセスがついてきてくれたらいいと今は思っている。ブログなんて趣味でやっているのに、そこで周囲(=アクセス)に振り回されて、自分の好き勝手できないなんてすごくつまらない。

もちろん、アクセスが増えたら嬉しいのは確か。ちょっと気合いを入れて書いたときは、ブクマが伸びないかとわくわくして見守るし、スターが付いたら心の中でガッツポーズしてる。自分の生み出した作品が、誰かの心に留まることは本当に嬉しいことだ。だけど別に、何百とかブクマは要らないから。アルファなんちゃらとかになりたいわけでもないから。ベータですらなくていい。シータでいい。小声でバルス!って唱えてみて、それで誰かもがき苦しんでくれればそれでいい。

「ごった煮」ブログという選択

だから僕は今、ブログで本当に好き勝手やらせてもらっている。VOCALOIDを軸にしてはいるんだけど、それをプッシュしているわけではなくて、プロフィールでも「ごった煮」ブログを自称しています。

なんでこういうブログにしたのかといえば、自分で自分に制限をかけたくなかったからです。始めた当初も、今も、これから自分が何に興味を抱くかなんてわからない。だからあえてカテゴリを設定せず、好きなものを好きなだけ書けるブログにしました。

こういう軸の定まらないブログはおそらく定期購読しにくいでしょう。だから総ブクマ数はそこそこだけど、RSS購読者はあまりいない。僕はブログを運営する上で、読者より自分の方を向いています。始めから書いている通り、自分が書きたいから書いている。書きたいことを迷いなく書けるよう、ごった煮ブログを運営している。それ以上でも以下でもないわけです。

ただ、ジャンルが定まってなくても人気が取れるブログはあります。例えば文章が面白いとか、いろんなジャンルの面白いネタをすばやく提供しているとか。そういう努力を怠っている点は、このブログの欠点ではありますね。

アウトプットがインプットになる

ブログはアウトプットです。自分の知る何かしらの価値を、誰かに伝えるためのアウトプット。だけどそれは、同時にインプットでもあり得るのだと、このブログを通して知りました。

要は「知らないと書けない」んです。何か知っているつもりでエントリーを書いていても、そのうち矛盾が出てきたり、書いている内容に穴が見つかったりして、手が止まってくる。あるいは公開したエントリーに対し、ブクマや米でツッコミが入る。頭の中でわかってるつもりのことを、改めて書き出すことで、自分の知識がどれだけのものか再確認できるわけです。

だからブログはインプットだと思ってます。ソクラテスの言葉を借りて「無知の知」と言ってもいい。自分の知らないことを知り、知っていることをさらに補強することができるツール。それがブログ。

ブログはウェブ上での存在証明だ

最近は他人のブログもよく読みます。Twitterはてブで気になる人を見つけたとき、必ずやるのがその人のブログを探すこと。たまに見つからないときは結構ガックリ来るのですが、というのも僕は、ブログこそウェブでのソーシャル活動の核になるんじゃないかなと思っているから。

ブログは極めてオールマイティなメディアです。文章も書ければ画像も貼れるし、動画も載せられるし、タグも使える。おまけに(サービスにもよるけど)デザインを変えること、サイドバーに様々なパーツを配置することもわりと簡単。だから主の好みってものが前面に押し出てくる。ブログから読み取れることは、エントリーの中身だけに限定されず数多くある。

最近はTwitterに移っちゃう人も多いけど、あそこにはここまでのカスタマイズ性はないし、長文も書けないし、何より過去ログを追いにくい。僕は書くだけじゃなく読むことも好きな人だから、ある人を知ろうと思ったらブログで人気エントリーにいくつか目を通すのが手っ取り早い。リアルタイムなその人だけではなく、過去のその人まで遡れるのはブログの大きな魅力です。ちなみにこの点は自分のブログにも言えて、過去の自分が何を考えていたのか、簡単に知ることができる点は重宝する。自分のウェブ履歴を淡々とここへ残しているような感覚ですね。

ブログブームと言われるものはとうに去ったけど、それでもまだブログを持っている人は少なくない。ニコ動やpixivで露出している人でも、最新情報はブログにまとめていたりする。ブログは自分がウェブのどこにいて、何を考えていて、何をしているのかを示す、存在証明だというのが僕の考え方です。


そう、だから言いたいのは、みんなブログを書こうよってこと。別にウェブに詳しくない人まで無理にブログをやれとは言わないんだけど、ウェブに片足突っ込んでるなら是非ともブログをやってみませんかと言いたいです。自ら発信することで、初めて見えるものもあるから。こっちとしても、長文を読むことで初めて気付けるその人の一面があるだろうから。僕は書きます。まだまだ書きたいです。自分がchrojuでいる限りは、これからもずっとブログを書き続けていくと思います。

*1:勿論、あえて読まれたくないケースなどもあるわけだが。