リア充になれなくてもコミュ充にはなれる(たぶん)

エントリー書いてる暇あったらエントリーシート書けよ!みたいな状況なので全然ブログ更新してないですが、社会人になってもブログ続けてたいなら今も書かなきゃならんよなーなどと思ってます。1記事1時間、それぐらいの時間を週に1度ぐらい取ることはできるはずですから。

というか、書かねばもったいないのですよ。就活なんて今しかしない(来年するかもしれないけど)のに、それを記録しないというのはもったいないと思う。終わってから振り返って書いたところで、それは偽物の気がするのですよね。というわけで、就活系エントリーを一つ。

露骨にコミュ力を嫌わなくてもいいじゃない

コミュ力っていうなんかわかるようなわかんないような言葉が最近もてはやされています。個人的にも好きな言葉じゃないことは事実なんですが、それは何故かと言えば「コミュ力がある=リア充」って図式が少なからず成り立つからだと思うのです。

友達少ない人はわかるでしょうけど、なんで友達少なかったのかって言えば話しかけないからと、話しかけてもろくにしゃべれないからと、話しかけられても応対できないからであるわけです。つまりはコミュ力がないからと言ってもいい。よってコミュ力がない=非リア充はほぼ成立。

でも中には、話すことはまともにできるけど話しかけるのが苦手or億劫みたいな人種もいます。僕はたぶんこれです。飲み会で気付いたらハジっこで一人で飲んでるみたいな。つまりコミュ力を単に「会話をする力」に限定すれば、コミュ力がある=リア充も成り立ち得るわけです。

ガンガン他人にコミットしていける力と、単純に会話を成り立たせる力はまったくの別物であって、後者だけに限定した「狭義のコミュ力」であれば非リアでも身につけられるし、むしろ身につけるべきなんじゃないかなーというのが僕の思うところ。

就活で必要なのは「狭義のコミュ力」

そして話を就活に置き換えると、結局鍵は「狭義のコミュ力」にあるのだなーと最近実感しています。

会話をするには何が必要か? 最低限、「相手が何を話しているのかわかる(=把握)」と「それに対して的確に応答ができる(=応答)」の二者がそろえばおkです。話題作りの力は「他人へのコミット」に近いので、狭義のコミュ力には入りません。ウェブにいるような非リアたちは頭はそこそこ良かったりするから、「把握」と「応答」ぐらいはできるんじゃないかなーと思うんだけどどうなんでしょう。

この力は就活で頻繁に使います。むしろそれだけだと言っていい。ESでは設問を読みとる力が「把握」にあたり、それに対して答えを書くことが「応答」にあたる。面接は言わずもがな。説明会での質疑応答もまた同様でしょう。

そしてその「応答」の精度を高めることが内定につながる。だから企業のことを聞かれたときに正確に応答できるよう、企業研究をする。自分のことを聞かれたときのために、自己分析をしておく。まとめるとこれだけの話なんですよね、就活って。なんかとやかく言われて訳わかんなくなりますけど。

なのでリア充=コミットができる人にはなれなくとも、少なくともコミュ充にはなった方がほしいし、なれるんじゃないのってのが僕の結論です。どうも就活は体育系マッチョがガンガン攻めて内定取る!みたいなイメージがありますけど、最低限のコミュニケーションさえできれば問題なく取ってもらえるんじゃないかなぁ……。あ、もちろん業種にもよりますが。

先生、コミュ力ってどこで手に入るんですか?

で、肝心のコミュ力をどう手に入れるか?ってのはぶっちゃけたとこよくわかりません。体系的に学びたいならそれこそロジカルシンキングとか、そういう話になってくるのかも。てか就活マニュアル本を読むぐらいなら、そういう本を読んだ方がずっとためになると思います。後々までその知識は無駄になりませんし。

このブログを読んでいるような人なら、例えばコメントをつけてみるとか、はてブで要約や感想をちょこちょこ書く癖をつけるだけでも、「把握」と「応答」の練習にはなりそうです。

いずれにせよ、コミュ力とはリア充の持つそれとは違うんだよ、と。もっと素朴なもんなんだよと。そう思うわけですが、いかがでしょう。