タグという概念は本当に整理に適しているのか

近年頻繁に使われてる「タグ」ってのはGmailが起源なのでしょうか*1Evernoteはてブなんかでも使われてて、あたかも整理に適したもののように扱われてますけど本当にそうなんだろうかと。

タグは際限なく増えがち

なにせ簡単に新しいタグが作れちゃうので、そのサービスを使っているうちにタグがどんどん増えていっちゃいます。仮に最初に「10のタグだけ使おう」と定めたところで、その10タグが必要十分な要件を備えているとは限らず、泣く泣くタグを増やすことを余儀なくされる……なんてことはよくありそう。それにどんどん作れて重複してタギングできることが魅力だというのに、タグの数を制限するのというのは矛盾しているようにも思います。

僕のブクマが現在200以上のタグを使っているわけですが、結構要らないタグがあるんですよねー。「goods」なんて幅が広すぎるだろとか、「trable」ってどこの言葉だよとか。こういう整理のための指標ってある程度数を絞るから意味があるんであって、100も200もあったら全文検索かけるのと大差ないんじゃないのって気がしてきます。うん、タグって難しいですよ。

他人に向ける場合は少ない方がいい

とはいえ自分で使う分には100だろうが200だろうが好きにしてもいいと思うんです。仮にそれが使いづらくても困るのは自分だけだし。でも他人がそのタグを使うことがある場合、付けるタグは少なくしといた方がもちろん親切なわけで。

例えばはてダには「カテゴリ」機能がありますが、1エントリに複数カテゴリを設定できたり、後からいくらでも増やせたりと性格的にはタグに似てます。なのでついついブログをやってるうちに増えちゃうんですけど、カテゴリが多すぎるブログって見づらい印象があります。カテゴリ欄に脈絡なく20のテーマがずらずら並んでるブログより、5つぐらいでピシッと分けられてる方がわかりやすい。

何が言いたいのかというと

はてダでカテゴリを後から簡単に付け直せたらいいよね!というのが結論。はてブはタグの全置換機能がついてるんで、まだ修正が利くんですけど、はてダだとこれができない。でもむしろ、はてダでこそカテゴリ再編は需要あると思うんだけどなー。どうも最近サイドバーがうざったくなってきたんで、気が向いたら手動でカテゴリ再編するかもしれません。どうせ文系4年生なんて暇だし……。構想としてはこんな感じ↓で10個ぐらいにまとめたい。

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*1:「ラベル」と呼ばれてますが機能的には「タグ」です。