そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

どうせ同じ金額払うなら、自分が納得できる映画館を探すべき

話題っぽい映画『レ・ミゼラブル』を見てきた。話題だから見たというより元のミュージカルが好きだから見に行ったんだけど、ミュージカルにホント忠実に大切に作ってくれた映画だったので大変満足でした。まったくもって別のメディアに移植したというのに、ミュージカルのテンポ感や雰囲気がほとんど失われることなく、それでいてトム・フーパーがやりたかったであろうことをきちんと織り交ぜてるんだなーという映画。ここまで上手いこと映画化出来るもんなんだなーと感心した。原作知らぬ人が見てどう受け取るのかはわかんないけど、原作好きな人なら見て損はないですよ、これ。

で、せっかく好きな作品だし、おまけにミュージカル映画だしってことで、ちょっと気合い入れて立川まで行って見てきました。音響がいいと評判の映画館で。

カメラロール-133

てかね、ぶっちゃけて私この映画館大好き過ぎてしゃーないので、ちょっといろいろぐだぐだ紹介させてもらいます。いやホントいいんだってここ。

場所は立川と少し辺鄙なとこ?にはなるんだが、シネマシティ(&シネマ・ツー)という映画館が極上音響上映ってのやってまして。そらもう素晴らしい音響だったわけですよ。大変月並みな表現になってしまうけど、目を瞑るとアクターがそこにいるかのように感じるとか、そういうレベル。そもそもの冒頭が大波のシーンから始まる映画なんだけど、そこで響く大音量の波音からして、「ああ、これは確かに極上音響と言いたくもなるわ」と実感するような音だった。都内だとバルト9あたりもかなり音響が良いと思うんだけど、個人的にあそこの音は音量が大きいのか音質の問題なのか、かなり耳に「刺さる」音だなと思っていて。立川の方がきちんと音を「鳴らして」くれる印象がある。

んでこの映画館、極上音響上映の他にも結構いろいろ企画をやってて、例えば少し前に「ライブスタイル上映」ってのもやってた。これは音楽系の映画なんかで、客が歌おうが叫ぼうが拍手しようが全然自由というルールの下での上映で、確かTHIS IS ITなんかを対象に行われてたと思う。一昨年の大晦日には映画『けいおん!』のライブスタイル上映で年越しイベントなどという、なかなかぶっ飛んだこともやってた。

あとここがすごいのは会員制度。シネマシチズンていう独自の会員制度があるんだが、年会費1000円払うといつでも1300円で映画観れる。ポイントためたりとかめんどいこと要らない。あと会員証としてFeliCaを登録しとくと、予約発券がFeliCaのタッチだけで済む。予約番号控えてきてポチポチ入力してとか要らなくてすげー楽。年会費1000円と言うと尻込みするかもしんないけど、行けば行くほどお得になる制度だから年間4〜5回映画見るだけって人でも十分に入る価値ある。

なんかステマみたいな記事になったけど、別にお得になることいろいろやってくれるから好きだって言ってんじゃなくて、ちゃんとスタッフが映画を愛している姿勢が伝わってくるから好きなんですよ、この映画館。チェーンのシネコンにはない馬力があるというか、映画好きの為を思っていろんな企画を考えてくれるのがホント嬉しくて。私は一昨年の暮れに西東京から23区内に引っ越したんだけど、正直いまだにシネマシティから離れたことだけは後悔してる。ホント。

映画って高いってよく言われるし、それには完全同意。1800円という金額はほいそれと出せるもんじゃないなと思う。でも、せっかくどこ行っても同じ金額なんだから、設備やサービスがしっかりしてるとこを探した方がお得だし、何より映画を楽しめる。やっぱ高いなーと思ってしまう1800円より、出してみて良かったなと思える1800円を払いたい。消費ってそういうもんですよねー。