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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

ミクの日大感謝祭ライブビューイング見てわりと泣けてきた #39_2012

え? パンフ? 50分前に会場入りした時点でオリジナルグッズの物販全滅でしたけど何か?

というわけで、去年に引き続き、3月9日ミクライブをライブビューイングで見て来ましたー。本チャンのチケットはマジで取れねェ……orz 今年が「最後のミクの日大感謝祭」だったみたいだけど、ミクパは続いてくれるとかいう展開だったらいいなぁ。一度でいいから会場の熱気を味わってみたい。

しかしまぁ、本当にすごいなぁこれ。だってさ、スポットライトの下ってぶっちゃけると誰もいないわけじゃないですか。でも、バーチャルアイドルとしての、初音ミクという存在があって、楽器隊がミクさんのために音を奏で、俺たちが必死で声援を送って、そういう形でこのライブは出来上がって、ミクさんはそのとき確かにステージ上に存在する。これって本当に未来だよなぁとしみじみ思う。実在する誰か(=アーティスト)が主役となり、集約点となって脚光を浴びるのが通常のライブだけど、そうじゃなくて、俺たち自身がみんな誰もが主役で、俺たちで作り上げているんだっていう、まさにVOCALOID文化の象徴みたいな存在が、このライブなんじゃないかと。なんだか、本当にすごいことだ。

始まりは『Tell your world』。VOCALOID文化の一つの節目として大きな意味を持つ曲の登場は、ひょっとして『メルト』以来なんじゃないかと、そんな気がしている曲。流れてほしいな、流れるならOPかEDかアンコール1曲目あたりかなーとか考えてたのだけど、開演直後にあのイントロが流れてこれ以上ないぐらいテンションが上がったw あの曲も長く長く聴かれていくのでしょうね。ミクを代表する曲がまた一つ加わったというのはいいことだな、と。最近はもうボカロファンの好みも細分化してきていて、「みんなが知っているボカロ曲」という存在が少なくなりつつあるようにも思うけど、その中で突如現れたこの曲の存在感は実に大きいと思う。裾野が広がってきた今だからこそ、この曲がGoogleのCMソングとして登場したことには意味があったんじゃないかと。

そしてめーちゃん来ましたねー。会場で僕のすぐ後ろの女性が声の限り「めーちゃああああああん!!!!」って叫んでたのが印象的だった。いやーでもその気持ちはわかるなー。ああ、やっと6人揃ったんだ。僕は昨日のミクパをノーチェックだったんで知らなかったんですが、昨日は兄さんが出てたのね。だから今日は「赤いサイリウム」を用意している人がいて、開演前のあの注意喚起だったのねw あー持っていけばよかったなー……。ライブビューイングでも結構赤いサイリウム持ってきている人がいたので羨ましかった。

アンコールの「愛言葉」→「メルト」→「ハジメテノオト」という流れは泣かせに来ていたのだろうか……。あれはなー。『ハジメテノオト』は本当にいい曲だよなー……。他のことは何もできなくとも、歌うことだけはできるっていう、ミクの原点のような歌。ミク誕とかにもよく聴きに行くんだけど、その度に泣けてしまう。普段、まるで実在しているかのようにミクのことを扱っていて、それが当たり前のことのように思っているんだけど、でもやっぱり、彼女って儚い、儚い存在なんだってことを、この曲を聴くと思い出させられる。それは決してネガティブな意味ではなくて、だけど歌うことはできる、どんなときでも私は歌えるっていう、彼女の儚さを力強さに転嫁できる歌。その後のWIM(2回目!)には正直ビックリしましたが、アンコール含め楽しめました。やっぱり定番曲が多い選曲になるのはやむを得ないものの、今回はアレンジが効いている曲も多くて楽しめた。

会場も盛り上がってたー。去年のピカデリーほど広い会場ではなかったのだけど、そのことがむしろプラスに働いたというか、会場の一体感は去年以上に感じられました。みんなミクさんが好きでここにいるんだっていうのが嫌というほどわかった。終演後、実会場で誰からともなく始まった三本締めが、ライブビューイング会場にまで伝染したりして、ここにいる何千人って人たちのこと、僕は誰一人知らないはずなんだけど、ずっと前から同じ方を向いていたんだなということが感じられる、良い機会でした。会場にいる人は男性も女性も、大人も子供も幅広く。ちょうど僕の隣に座っていたのが中学生らしき女の子二人組だったりもして、この文化の底の厚さを身に染みて感じましたよ。あの子たちが今日のライブのこと、心の底から楽しかった!って思ってくれてればいいな。

分散して、徐々に徐々に細分化していくボカロ文化の中で、このような集約点を作ってくれたSEGAには惜しみない賛辞と感謝を。VOCALOIDを聴いていて、好きになって良かったと、改めて思えた1日でした。

個人的エンディング・テーマ。ぜひ、また来年!!!