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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

情報との付き合い方について考える 其の壱 〜僕のインプット環境について〜

ノウハウ

初めて手帳を買ったのが確か高校2年生の頃。その年から一応毎年のように手帳を買い続けてはいたものの、半年以上まともに続いたことがありませんでして、就職してからも数ヶ月手帳なしの生活を続けていました。しかし、実業務に就いてみると、それまで以上に情報をインプットする機会が多くなったことに気付く。単なる知識量としては学生の頃と大差ない(もしくは学生の頃の方が上?)かもしれないけど、得た情報を加工して、整理して、次にその情報に対してどうアクションを取らなくてはならないのか?ということを考えなくてはならない機会が大幅に増えた。平たく言ってしまえばタスク管理の重要性に気付いたということになる。

そこで整えてみた「情報のインプット環境」一揃え。まぁほとんどはてなで拾った情報を寄せ集めて構築したものなんですけど、それなりに上手く行っている状態で1/4年を過ごせたので、ここらで晒してみようかと。

ほぼ日手帳

真っ先に僕が手を出したのがこれ。ライフハック()的な人には御用達の手帳。

そもそも僕は2ページ見開きで1週間分の予定が管理できるような手帳をよく使っていたんですが、これだと結構書ける範囲が少なかった。特に去年は新入社員ということもあり、1日のうちに学んだことのトピックだけでも手帳に書き留めようとしていたのだけど、どうにもスペースが足りなくなってしまって途中で投げ出した。そこで今年はたっぷり書けるようなものにしようと、ほぼ日に。ちなみに同種の手帳だとEDITというものもあったのだが、タイムラインやチェックボックスが用意されていること、遊び心に溢れていることを理由にほぼ日を選択。

使う目的は予定&実績管理。週末に翌週の予定をタイムラインに、タスクをチェックリストに書き込んだ状態で1週間をスタート。1日を過ごしながら、実際やった仕事をタイムラインに記入していき、ページ右側の余白にはプロジェクトの進捗や気付いたこと、わかったこと、感じたことなどを記入。その他思い付きやとりとめのないことはページ下部へ。だいたいこういうやり方で上手く行ってる。やっていることはユビキタスキャプチャーとライフログを合わせたものに近いかもしれない。とにかく、全ての母艦となるインプットがコイツ。

ちなみに書き込みにはLumioにジェットストリームの替芯を挿したものを使用。赤が仕事、青がプライベート、緑が心の声という具合に使い分けている。

関連:ほぼ日×iPad×Androidで始めるタスク管理 - 一詩人の最初の歌

モレスキン

時にほぼ日手帳をもってしても、書きこむスペースが足りなくなるときがある。あるいは手帳を見ていて、ふとタスクのブレークダウンをしたくなるなど、手帳とは別の紙を必要とするときがある。そんなときのために、ほぼ日の裏側にモレスキンを挟み込んでいる。

モレスキンを使っているのは別にこだわりというわけではなく、大学生の頃血迷って買ってしまったものが家で数冊余っていたから使っているだけ。とはいえ、これ以外にほぼ日に挟めるようなちょうどいいメモ帳が見つからないのも確か。使用目的は特に定めておらず、本当に手帳だけではスペースが足りなくなったとき用という感じ。ちなみに写真の左の方に見える青い四角いのはポスト・イット。取るに足らない一時的なメモはこれに書いて、要らなくなったらポイっとしてる。

A4の大学ノート

議事録を取るとき、新しい技術知識を教わるときなど、書く分量の予想がつかず、とにかく我武者羅にメモるしかないようなときは大学ノートを使っている。そういうときはモレスキンにちまちまメモってなんかいられない。

こちらも特にこだわりはなくて、100円で3冊ぐらい買えるようなやっすいものを使用。いわば「殴り書き専用ツール」といったところで、後で見返すときのこともあまり考えて書いていない。本当に必要な事柄は抽出してほぼ日手帳に転記したり、スキャンしたりしてる。基本的に会社では常に、このノートとほぼ日を持ち歩いている。

Postever

PostEver
Atech Inc.
価格:undefined  平均評価:4.4(525)

会社ではスマートフォンが使えないので、何か思い付きを書き留めるにはほぼ日が便利なんだけど、外出中などは逆にわざわざ手帳を取り出す方が億劫なときもある。そういうときはスマートフォンからサクっとメモった方が早い。

使っているのはPostever。ザクザクっとメモを書いて送信ボタンをポチると、予め設定しておいたEvernoteのノートブックに、新しくノートを作ってくれる優れもの。しかも同じ日のメモは1枚のノートにまとめてくれるので、後で見返すのが楽。

Posterous

Postever(Evernote)の他にも、「記録」のために使っているツールはたくさんある。それはいわゆるソーシャルサービスと言われる類のもので、最も基本となるのがTwitter。また読書記録はブクログで管理しているし、音楽はLast.fmを利用。買ったものや食べたものははてなモノリス、行った場所はFoursquare、閲覧したウェブのエントリーは当然ながらはてなブックマークで記録している。こう考えると、僕の人生のかなりの部分が記録されている気がしてくる。

しかしソーシャルサービスの弱点というのもあって、目的別に様々なサービスを使うので、記録が分散してしまいやすい。そこで僕が最近試しているのが、iftttを使ってPosterousへ全てのサービスを集約するという方法。これについては先日エントリーを書いているので、そちらを参照。

関連:ソーシャルサービスへの1日分のアウトプットを自動でログとして残す方法について - 一詩人の最初の歌

OmmWriter、Daedalus

Daedalus Touch 1.3.1(¥450)

カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
価格: ¥450(掲載時)
サイズ: 7.3 MB
販売元: The Soulmen - The Blue Technologies Group
リリース日: 2011/05/21


長文をしたためるときに使うのは、この2つのアプリ。OmmWriterがMac、DaedalusがiPadのアプリなのだけど、どちらもコンセプトが似ていて、真っ更な画面で集中して文章を打つことができる。詳細についてはそれぞれの公式サイトを見てみればすぐにわかるかと。主にブログと日記の2つをこれらのアプリで書いているのだが、他のアプリに気を取られることなく、しかも綺麗な画面で長文を打つことができるので、かなり気に入っている。いずれも有料だけど、金を払うだけの価値はあるんじゃないかと。

Evernote

そして全てのインプット情報が行きつく最終地点は、ありがちながら今はEvernoteとなっている。ほぼ日は1日の終わりにスマートフォンで撮影してEvernoteへ。Posterousも1日分の投稿をFeed my inboxでまとめてEvernoteへ。そしてブログのエントリーも、ifttt連携により全文丸々Evernote*1

もともと僕はEvernoteのアプリの重さ、閲覧性の低さに辟易していて、あまりこれは好きなサービスではなかったのだけど、やっぱり「全情報の集約先」「第二の脳」という使い方をするには抜群に相性がいいツールだと思う。画像、プレーンテキスト、HTMLと形式を選ばずにノートが作れるし、自動投稿や連携投稿してくれるアプリが本当に多い。おまけにAndroidiPad、Macという僕が持っているあらゆるデバイスで同様に見返すことができるから安心感がある。Evernoteと同じ使い方ができる別のサービスがあるならすぐにでも乗り換えたいのだけど、今のところはこれ以外に選択肢がない感じ。Dropboxでも似たようなことはできそうだけど、各ノート(ファイル)を見るにはそれぞれ別のアプリを立ち上げる必要がある。記録、閲覧、整理の3つが一つのアプリで完結できるという点で、Evernoteは本当に強い。

記録するルールを定めるということ

日々、インプットされる情報は相当な量がある。仕事中、上司が受けた電話、自分の元にとどいたメール、隣のチームからの問い合わせなどなど、様々な場所からタスクや考え事の「種」が舞い込んでくる。プライベートでもアレをやりたいコレをやりたい、あんなことをやってみたらこんなことを感じたなどなど。これら全ての情報を常に、一定の速度で捌ききるのはかなり難しいことだと感じる。

だからせめて、記録するルールは決めた方がいい。自分が得る情報にはどういう類のものがあり、それぞれどこに記録するのが最も効率が良いのか。それを定めておくだけでもだいぶ心が楽になる。僕の場合、タスクや予定は必ずほぼ日に。長文を書くときは必ずOmmWriterで。読みたい本はすべてブクログへ。そしてこれらのツールを使えないとき、最後のセーフティネットとしてPosteverがある。家の外にいるときは、少なくともAndroidだけは常に持ち歩いているので、Posteverですら取りこぼすようなことはあまりない。

さて、次はじゃあ、記録した情報をどう扱っていくか?という段階に入るわけだが、これについてはまた次のエントリーで。

*1:CSSが無視された状態でノートが作られることが多いのが不満だが