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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

自称「マジメ系クズ」が「マジメ系クズ」について今更一言言っておく

本当は「マジメ系クズ」の立場から、マジメ系クズはどんな考えでクズやってるのかみたいなことを根掘り葉掘り今更書こうかとか思っていたんだけど、やめた。「マジメ系クズ」という言葉が流行り?出した頃から、僕は自分がその定義に嫌になるほど当てはまりそうだなーと思いつつ、だからこそ深入りせずに避けてきたのだけど、まぁそろそろ何かしら一言言っておくかという気になっていたのだが、やっぱりやめた。そこまで露悪趣味ではないというか、そもそもプライドが高くて真面目気取っている我々が、自らのクズっぷりを赤裸々に語るなんてことができるはずはないのである。

このブログは決して「人気ブログ」と呼べるようなアクセスはないのだけど、それでもまかり間違ってホッテントリになってしまうことがチラホラあるということはいい加減自覚している。定期読者がそれほどいなくても、その中に仮にどこかのニュースサイト管理人がいたとして、その人に拾われたら最後、アクセス数は普段の数倍から十倍超にも簡単に膨らみ、ときに100users近いブクマももたらしてくれる。もし「マジメ系クズ」を自称し、自らのクズっぷりを悪びれることもなく露呈するようなエントリーがうっかりホッテントリになったらどうなるか。まー間違いなく上から目線で説教垂れるようなブコメはいくつか付くと思う。間違いなくdisが来る。もうブログ書き始めて4年になるのでいい加減自覚しているけど、僕はそういうのに耐えてまで自分を露呈できるような性格ではない。そんなことをつらつら考えていたら、マジメ系クズについてのブログを書く、なんてことはどうにも面倒になってしまった。

実名匿名議論というものがある。僕は「別に実名だろうと匿名だろうと大した差はなくって、そんなものは好みの問題だから好きにさせればいいじゃん」派なんだけど、実名だろうが匿名だろうがdisられるのが怖い、自分を良く見せたいってのは誰だって考えることだと思う。リアルな生活では、なかなか全ての人に好かれるような良い面だけを見せて生きますというのは苦しいところがあるかもしれないけれど、ブログだったらそれができてしまったりする。他人にdisられそうな自分の側面があるのなら、それを見せないようにブログを書けばそれでおしまい。これって「プライドが高い」人間にとっては絶好のメディアだ。いくらでも自分を着飾れるんだから。でももし、「清濁併せ持った姿」こそが人間の魅力なのだとしたら、良いことばかりを書いたブログというのはつまらない代物になってしまうんだろうな、とも思う。自分をいくらでも着飾れて、嘘がバレたら垢消してハイおしまいって意味では、実名だろうが匿名だろうが大して変わりはない。

マジメ系クズが話題になったとき、2chのレスとかは「完全に俺のことでワロタwwwww」みたいなので埋め尽くされていたけど、本来のマジメ系クズであれば、自分がマジメ系クズであることを認めることすらできないレベルでクズだと思う。まぁ2chなんかは完全匿名だからそういうレスもできるんだ、っていう話かもしれないけど、もし自分がねらーで、マジメ系クズのスレが盛り上がっているのを見かけたら、たぶんちょこっと読んでそのまま静かに立ち去ると思う。自分がマジメ系クズであることを自覚しているけど、その自覚すらも後ろめたいので、マジメ系クズ論壇の中に立ち入ることは決してできない。

というわけで、長くなったけど「マジメ系クズについて書こうと思ったけどやっぱり書けないと思うに至った、という経緯を書くことで結局はマジメ系クズについて書いてしまっている」というなんだかメタメタな記事でした。マジメ系クズ界隈についてはホントいろいろ思うところがあるし、自分のクズっぷりにイライラきているのも確かなので、またいつかきちんと書くかもしれない。その時がきたらもう、僕はマジメ系クズではなくなっているんだろう。