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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

もう全部Catch Note使っていればいい気がする

スマートフォンが手帳やメモの代わりになるかと言えば、なかなかそう上手くはいかないもので、特に「思い立ったときにサクッとメモしたい」という用途に耐え得るものはほぼなかった。Evernoteは言うまでもなく起動が遅い。Fasteverなどを使う手もあるが、閲覧が早くならないのであまり意味はなかったり。あるいはAndroidの付箋アプリを使ったりもしたが、クラウドで同期ができず、PCから後で見返す用途に使えるものは少なかった。

そんで結論から言えばCatchに行き着いた。

Catch Notes 5.2.4(無料)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Catch.com, Inc. - Catch.com, Inc.(サイズ: 4.6 MB)

起動が早い、クラウドで同期可能、ある程度メモを分類できる機能ができる。。。といった面をきちんと満たしてくれるアプリは、たぶん他にない。欲を言えばWebのインターフェースがもっとイケてたらいいのにと思う。こう、メモをドラッグ&ドロップでスペース変更するとか、そういう。分類、整理の作業は正直少しめんどい。が、まぁ全体を通じて及第点ではないかと思う。いろんな情報インプットのためのアプリがあるが、その最大公約数を取ってる感じ。

例えば「あとで読む」的な使い方。Reederを使ってた故、かなり長いことReadabilityを愛用していたんだけど、これもまた起動が遅いのなんのって。Androidで気になるウェブページを見つけて、インテントからReadabilityに飛ばすこともあったが、おっそろしくストレスが溜まるノロさだった。ついでに言えばGoogle Readerが終わってしまうので、もうReederを使う意味もあまりない。

その点Catchは、Readabilityに比べてかなり起動が早くて楽。Androidであればインテントを使えばさっくりとリンクをノートに出来る。Android以外からはどうすんだって話だが、PCやiPadでもCatchで「あとで読む」を実現する手段はある。Firefoxならアドオンを入れておいて、気になるページで右クリック→Catchに追加ができる。iPadではなかなかスマートな手段がなかったが、URLスキームを利用してブックマークレットを作ってみた。いちいちアプリが切り替わってしまうのが面倒だが、許容範囲ではある。

javascript:location.href='catch://notes/new?text='+encodeURIComponent(document.title)+'%20'+location.href;

あるいはGTD的な使い方。一応リマインダーの機能もあるし、簡単なタスク管理になら使うことができる。スペース機能やハッシュタグを使えばタスクの分類も出来るし、シンプルなタスク管理アプリを求めているのであれば、むしろCatchが楽かもしれない。

2013-05-12 23.17.03

そもそも、「あとで読む」というのもタスクの一つだ。道端で気が付いてふとメモる事柄だって、その多くは何らかの処理が後から必要になるタスクだ。要はインプットされる情報というのは、だいたいがタスクなんだと思う。このことに気付いてから、Catchはあらゆる「処理すべき情報」=タスクの集積場になっていった。Evernoteは多機能故に動作が重いが、情報の検索性には優れているし、大容量のノートもわりと見やすい。いわばバインダーのような情報のストックだ。一方でCatchはそれほど分量のないメモを短時間で管理して行く、本当の意味でのメモ帳のようなアプリ。この棲み分けがなかなか楽しい。CatchをポストEvernoteとして紹介するようなエントリーも多いが、この2つはむしろ明確に棲み分けるアプリだと思う。

しかしあまり人気がないのか、REST APIも公開されているのに、サードパーティーアプリがほとんどない。個人的には、もう少し「メモの整理」の面で優れたアプリが欲しいところなのだが。ちょっと勉強して、自分で何か作ってみてもいいかもな。