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そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

『傷物語I 鉄血編』 - 終わりへと向かう始まりの物語

サブカル

傷物語』の映画見ましたけど、すでに評判が回っている通り大変良いものでした。

パンフレット内で神谷氏も言及していたけど、すでにファイナルシーズンが始まっていて、終わりが見えている中で改めて描かれるプロローグってのがポイントではあるのかなと。『傷』の公開が延期に延期を重ねた結果の副産物ではありますが、結果としてこの時期に公開されたというのは悪くないんじゃないのかなと個人的には思います。まぁ結果としてTV版に出てくるエピソードが何者なのかいまだにわからないままというのはあるわけだけど。

映像的には申し分ない、間違いのない「シャフトの本気」であって、動き、作画、演出、音楽、いずれも鬼気迫るものがあります。特に色合いがああいう統一感を出したのは今までになくて面白い。演出に関しては特にキスショットの断末魔、坂本真綾の演技力もあって冷や汗をかくレベルでした。その後の「忍」バージョンの演技との落差も含めて、坂本真綾という声優がこの作品に関わってくれたことに本当に感謝した。最高。羽川が冒頭からほんっとかわいかったんだけど、その後のまあやに結局持ってかれたかなという感はある。

何はともあれまだまだ序盤。今後の、特に戦闘描写には期待ができそう。久しぶりに出てきたメメがこんなカッコ良かったっけ?!ってびっくりしたわけだけど、すべては動きがキレッキレだったからだよなぁ。彼って今まで戦闘描写あったっけ? 今年中に本当に終わるのかも含めて今後が楽しみ。

余談ですけど、学習塾跡の内装で一部使われていたモデルは毎日新聞社が入ったパレスサイドビルですね。

パレスサイドビル エレベーターホール

ライセンス的に使用可能なものがなかったんで載せませんが、地下の通路も同様にパレスサイドビルです。知っている意匠が出てくるとちょっぴりわくわくできる。