REGZA Phone購入 または私はいかにしてAndroidを選択したか

……と、大上段に構えてもあまり大した理由はないのですが。

docomoのREGZA Phone T-01Cを購入しました。「ガラパゴススマートフォン」とも呼ばれる、おサイフケータイや赤外線通信を搭載したAndroid端末です。スマートフォンiPhoneのような形勢になりつつある今日この頃ですが、いくつかの理由からあえてAndroidを選択してみました。

iOSは二つも要らない

iPhoneは持っていませんが、すでにiPod touchという形でiOSの楽しさは実感しています。09年モデルなのでカメラもなくマイクもなく、当然ながら3G通信もないので、iPhoneと同じものとは言えませんが、アプリの使い方によっては常時接続でなくても楽しむことができました。だからここでさらにiOSを買い足すよりは、Androidで別の楽しみ方を見つけてみたい、と思ったのが理由の一つです。

成熟していない端末の未来を見てみたい

個人的にはiPhone4の登場によって、iPhoneはある程度成熟したと言えるのではないかと考えています。ガラケーの代替になるものではありませんが、端末としての完成度はかなり高いです。Ratinaディスプレイ以上に高精細な画面なんて望むべくもないし、アプリの種類・数ともに十分すぎるものになっている。

一方のAndroidはまだ荒削りというか、知名度もなければアプリも充実していない。でも、だからこそ、今後の1〜2年でどう発展していくかを見てみたい。そういう思いで、ある意味バクチで「面白そうな方」を選んでみました。

docomoユーザーだから

SoftBankの電波がアレだという話はネット上ではもはや常識みたいですが、iPhoneを使っているリアルの友人たちもやはり「電波が入らない」という話はよくしています。これから仕事をすることになるのに、電波の入らないケータイを使うというのは不安が大きいです。かといって2台持ち(さらにいえばiPod touchとの3台持ち)は面倒。

ならばdocomoで使いものになるスマホが出てくれればよいではないか!とずっと思っていました。そこに出たのが今回のREGZA Phone、そしてLYNX 3D。この2台なら1台持ちで十分使えるだろうと。総合的にスペックを比較し、あと3D液晶はイラネってことでREGZA Phoneを選びました。


言ってしまえば、「iPhoneみんな持つようになったし完全に出遅れたからAndroidにしてみるぜ!」ってことです。iPhoneユーザーが増えているのを指をくわえて見てましたが、これでようやっと俺もスマホユーザーだぜ!……ってことで、端末自体のレビューは明後日あたりに上げてみたいと思います。まずは時間をかけていじり倒さなくては。