定期的に何かを「発信」できる人ってどれだけいるんだろう

ここ数カ月、ブログの更新が月イチペースになってるけど、理由は単にネタがないからでして。いや、正確にはネタはあるんだけど、ブログに上げるような話じゃないなーと判断して結局書かなかったり、ブコメやTwitterに垂れ流すことで満足してたり。ブログ初期は「なんでもいいから何かあればブログに書く」スタンスで、取り留めのないことをどんどん上げてたけど、最近はそれなりのクオリティのものを上げたいって気持ちが強くなってて、それが更新頻度を押し下げてる気がします。だって、とりとめのないことならTwitter140字で事足りるわけだから。速くて簡素なTwitter、遅くて濃厚なブログ。そんな感じにしたいのですよ。

このブログはまだ立ててから3年も経ってないんですが、すでにこれほど更新頻度が落ちてるとなると、先は長くないのかなーなどとも思います。文系大学4年目という人生で最も暇であろう時期に更新できず、果たして来年以降更新ができるんだろうか。仕事を言い訳にして書かなくなったりしそうだなー。いや、プライベートが仕事によって侵食され尽くすって絶対に嫌なんですけどね。

自分でブログを書いてみてわかったけど、定期的にペースを落とさず、なにかを「発信」し続けることって結構根気がいるみたいです。僕自身、記事を書くことは好きなんだけれど、それでも3年間常に「書く」ことが優先順位の最上位にあるわけではなかった。最近はアレですよ。ポケモンソウルシルバーなんぞを今さらプレイしていて、そっちの優先順位がネットより高くなったりしてます。でもあと1、2ヶ月もしてポケモンに飽きたら、また多分こっちに戻ってくるんでしょうね。おそらく大多数の人の生活にはペースのムラがあって、コンスタンスに一つの趣味が首位を取り続けるってことはないんじゃないのかなー。それとも単に僕がふらふらしてるだけなのか。

そもそも、ブログやTwitterでなにかを「発信」したいと願い続ける人はどれだけいるんだろう。これだけメディアに取り上げられるようになったTwitterでさえ、積極的につぶやいている利用者の数はそれほど多くないって聞くし、何年か前のブログブームなんてものはあっという間に消えてしまった。身内向けになら書く人も多いんじゃないかと思いきや、mixi疲れなんて言葉がある通り、SNSのメインは「日記」から離れつつある。インターネットが一般の人に普及し始めてからずっと、「誰でも世界に発信できる時代」になったとは言われてるけど、その時代に乗っかりたい人、あるいは乗っかれる人の数って、そうは多くないんじゃないかと思う。

自分に関して言えば、やっぱり発信できる存在でいたいなとは思う。それは英語を話せるようになりたいと思ってる人が、「なんとなく国際社会に参加したい」と考えてる(のかは知らないけど)のと一緒かもしれない。「なんとなくネット社会に参加したい」のだ。だからもっとしっかり、ペースを落とさずに「発信」できるといいんだけれど、なにか上手い方法はないものだろうか。