the world was not enough

物語偏愛者の詭弁と戯言

2019年8月 - 令和最初のコミックマーケット、そして大阪へ

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8月は夏コミだったわけですが、これが令話最初のコミックマーケットであり、再来年まで開催されない夏コミであり、初となる4日間開催、青海展示場と南展示場を活用したコミケといういろいろとメモリアルなそれでした。まぁなんか記念にという気持ちもあって行った。こんにちは令和〜〜〜 という気分で国際展示場駅を降りたものの、瞬間ルルーシュに迎えられるというのはちょっと笑った。自分が行ったのは相変わらずガルパンのある2日目で、2日目というのはガルパンはあるんだけどそれ以外がほぼ女性向けのジャンルという感じの日で、ガルパン以外で漁れるものが少ないんだけど、それはそれで散財しなくて済むのでいいのかなーみたいな雑な気持ちもある。また、普段ネットをさまよっていたり、オンリーイベントに行ったりしても目にすることがなかなかない、女性向け二次創作の気配だとか、女性ファンが多いけれど特に女性限定というわけでもないジャンルであるポケモンとかそのあたりも見られるというのが好きだったりもする。

で、今回はわりと大変なコミケだったようで。。。 Twitter を中心に話題になっていた猛暑と熱中症騒ぎは3日目だったので自分は幸運にも、幸運にもという言い方をしてしまうと語弊もあるような気はするけれど、とかくその騒ぎの最中にいると言う形にはならなかったわけだけど、もちろん一歩間違えればというのはあったし、 Twitter でフォローしている人の中に、その渦中で実際に散々待たされている人も見かけたりした。自分はコミケ準備会の中の事情とかはよく知らないので何も言えないし、初めてのことがたくさんあるコミケで不測の事態が重なってしまったのかな、以上のことは言えない。これだけ規模が大きくなってしまったイベントをボランティアの手で守っていく、あるいはよく言われる「コミケにお客さんはいない」という大義名分をどこまで参加者に通していけるのか、というのは、結構難しくなってきてしまったのかなという感覚もあるけれど、この2020年周辺の変動をうまいこと乗り越えて、今後も持続していってほしいなとは願っている。ただ、今回の問題は別にして、自分はもう夏コミはいいかもしれないなーーという思いも強くなった。この暑い中で本を買うのが体力的にしんどいのが1つ、この時期 VOCALOID のオタクをやっているとマジカルミライが重なってくるので、金銭的に夏は大変なことになってしまうなというのがひとつ、コミケのすぐ後ぐらいに開催されるコミティアのほうが最近は興味を引かれるというのがひとつ、あたり。まぁ、どうせ来年は夏コミ開催はないわけですが。

マジカルミライ 2019 in 大阪

今書いた通りこの時期のコミケはマジカルミライと重なるんですね、というか今年は大阪の開催日が少し早めだったので完全にドンピシャで重なりまして。なのでコミケ2日目を終えたのち、そのまま大阪まで新幹線で行ってきた。今回有明を見てから青海に寄る、という形にしたのだけど、青海展示場の近くにはゆりかもめお台場海浜公園駅がありまして、そのすぐ近くにお台場レインボーバスという路線バスの乗り場があるんですね。これが品川や田町へ行くので、これに乗って品川まで行ってスムーズに新幹線に乗れました。お台場から新幹線で帰る勢結構いると思うのでオススメですよ、このルート。空いてたし。

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で、大阪。到着した日はこだまで夜に着いたので、通天閣のコラボイベントを少し見て終わり。物販を見て、頂上に翻る「01」の旗を見ただけで、上までは登りませんでした。昨年展望台まで行ったところ、途中に回避不能の写真撮影スポットがあり、ぼっち訪問ながらに「は〜〜〜い、つ〜〜ぅてぇ〜〜〜ん」のザ・大阪なノリで通天閣ポーズで撮影させられたという苦いアレがありまして、今年も1人だったのでちょっと遠慮した。その後、そういえばあべのハルカスが近いんだよな、と思い出し、歩いてハルカスまで。新世界の30年以上時間が停まったような雑多な町並みから、ほんの15分ぐらいで平成後期の再開発地帯にたどり着いてしまって、世界観の変容に頭がついていかなくて大変だった。

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2日目に、ライブのチケットはないので企画展の空気だけ味わい、幕張であんまり買い物しなくて済むよう物販を見て回って帰る感じにした。今年は巡音ルカ10周年ということで大きくゾーンが取られていたものの、マグロ漁船?プレジャーボート……?の舳先でポーズをキメるルカさん立像は若干のシュールさがありつつ、ファビュラスで大人なルカのイメージとの二面性をきちんと大事にしてくれているなぁと愛を感じた。大漁旗も飾られていたけれど、そういえば最近のボカロファンの子って「ネギトロ」って単語知ってるんだろうか、知っているとして意味までわかっているのかなと思ったり。10年経ったのねぇ、と。

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年々企業コラボの幅が抜群に広がってきていて、車は手が届かないし乗らないからスルーだったものの、ツクモとかいいとこついてくるな〜〜〜って思うし、あとルカさんの10周年記念バッグがなかなかいい感じで困っている。2万円ちょいしたと思うのだけど、さすがに手を出すか考える値段。。ミクの39390円するフィギュア買っちゃったからなぁ。。。

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機動警察パトレイバー 30周年突破記念展

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マジカルミライはインテックス大阪で開催されてたんですが、それを見終わってごはん食べるところないかなと探して近くにある ATCアジア太平洋トレードセンター)という建物に入ったところ、偶然にパトレイバーのイベントをやっていた。今年春のエントリー『2019年3月 - SPY×FAMILY / 機動警察パトレイバー / この星の光の地図を写す 他 - the world was not enough』で書いたように、今年に入ってパトレイバーを読破していて、映画も押井監督の2本は見て結構ハマっていたので、これもなにかの縁ということで飛び入りしてきた。ルカは10周年だけど、こちらは30周年ということで年季が違うし、入場者の推定平均年齢もやっぱり高かったです。俺がちょうど生まれた頃のコンテンツだもんなぁ、これ。

劇場版『the Movie』を中心とした展示と銘打たれていて、その通り映画の原画やコンテ、また当時の宣伝、販促ポスターが豊富に展示されていた。改めて思うのは、30年前にこのコンテンツ、この設定、この完成度というのはすごいものがあるなと。ちょうど先日始まった『仮面ライダーゼロワン』が「AIの暴走」を扱ってるけど、この『the Movie』もちょっと形は違うものの、同様に人間をサポートする作業機械の暴走というテーマを扱ってたんですよね、と。30年前。家庭用パソコンもまだ一般化していないし、インターネットもまた然り。そういう時代における、人々のコンピュータに対する価値観がどういったものか、もはや想像もできないんだけど、しかし現代の視点から見て、この筋書きを古く感じないというのがその卓越性の証左だと思う。この作品に関しては、やっぱり別でエントリー起こすかもしれない。

今回のイベントに伴う HEADGEAR の挨拶にも「海辺の埋立地で始まったこの作品を海が見える会場で展示できる事に不思議な縁を感じています(「機動警察パトレイバー30周年突破記念展」が大阪で開催!原画や背景などの貴重な資料が展示!声優によるトークイベントや、高田明美氏のサイン会も実施! | 電撃ホビーウェブ」と書かれていたのだが、その通り大阪港のフェリー乗り場も設置された海辺の会場で、建物の雰囲気自体がとても印象的だった。ひたすらに夏だった。

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