元Windows遣いがMacを買ってから半月の間にやったこと

※2011/01/31追記

最近「◯◯買った」系の記事ばかりを上げてる気がしますが。新年なのでね。新しいものに挑戦したいし、挑戦したら書き記しておきたいしということで。

先日4年ぶりにMacを入手しました。OSX機を手に入れたのは初になりますので、ほぼゼロの状態からマカーになったと言っていいかもしれません。はてブに蓄積された多くの知恵を拝借しながら、無事に?メインPCを4年もののLets noteから移行できたので、その過程を淡々と書いていきます。

ハードウェアの設置

箱の中身が少ないので特に戸惑うこともなく。iMac本体を設置し、電源をつなぎ、LANケーブルを接続。付属のワイヤレスキーボード、Magic Mouse、Magic TrackPadは購入時点ですでに電池が入ってるので、何もせずスイッチオン。iMacの電源も入れると勝手に認識してくれます。

唯一気になったのがUSB。裏にあるのはどうにも不便なので家にあったハブをつないどきました。コードが短くて浮いちゃってるけど気にしない。あとはiMacを起動して必要事項入力したりウェルカムムービー見たり。

ちなみにウェルカムムービーは後から見直すこともできるっぽい。

OSの設定

まずOSを最新の10.6.6にアップデート。App Storeが使えるのはver.10.6.6だけ!

続いて最新版のFlashをインストール。2010年モデルからFlashがバンドルされなくなったらしいです。

システム環境設定

どこをいじればいいかさっぱりわからないので取りあえず端から探ってみる。最終的に設定したのは以下。

  • Dock
    • 「Dockを自動的に隠す/表示」にチェック
  • キーボード
    • 「すべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェック
  • トラックパッド
    • 「軌跡の速さ」を上から3番目あたりまで速く
    • 「ドラッグ」にチェック
  • 日付と時刻
    • 「時報をアナウンス」にチェック(ネットしてるとよく時間を忘れるので)

ソフトウェアのインストール

App Store

いま話題のApp StoreからはEvernote for MacとTwitter for Macをインストール。どっちも無料だし。使ってみた感じは非常に軽くていい感じ。特にEvernoteはweb版とWin版がすこぶる重かったのでギャップにびっくり。

Dropbox

クラウドストレージ。今回から2台のPCを持つことになったので導入してみましたが、便利すぎて鼻血が出るレベル。単なるクラウドではなく、ローカルPCに置いたフォルダとクラウドストレージを同期できるのがポイント。僕の場合は窓のフォルダ、iMacのフォルダ、クラウドとを同期済みなので、窓の方でローカルのDropboxフォルダにファイルをぶち込めば即座にiMacからそのファイルにアクセスできる。同期がもっと重いかと思ってましたが、まったく重さを感じずビビります。無料で取れる2GBの容量のストレージ(その後なんやかんやで3GBまでアップ)を使ってますので、軽いファイルはすべてこれを使ってらくらく移行。

Firefox

窓時代からのメインブラウザ。アドオンと奥の奥までいじれる環境設定が気に入ってるので他には移れません。てわけで移行。

ブックマークはふつーにブックマーク→ブックマークの管理→インポートとバックアップから作ったJSONファイルをDropboxを通じて移行→復元。

アドオンの移行には「BELOW」を使いました。詳しくはリンク先を参照。Greasemonkeyも同様に「Wescript」を活用。案外簡単なものです。

あと、僕は↑のようにブックマークツールバーにファビコンだけ並べているのですが、Mac版Fxではデフォルトだとファビコンが表示されないので、Stylishを使ってカスタム。詳しくはこちらの記事を参照。

Google Chrome

サブブラウザ。Firefoxをアドオン載せまくった重戦車とするならば、ちょろめはさくさく調べ物とかしたいときのための軽戦車という位置づけ。……だったんですが、Mac版Fxが軽すぎてコイツの出番がなくなりました。OSのおかげなのか、ハードのおかげなのかはわからない。

iTunes

移行が最も難しいところ。↓のエントリーを参考にしながらやったら一応なんとかはなりました。

Growl

Macユーザー必携とも言われる通知アプリ。様々な情報をポップアップや音で知らせてくれる便利な奴です。

連携アプリとしてGmail Notifierを導入。Gmailの着信とGoogle Calendarの予定を知らせてくれるようになります。あとLast.fmも入れておくと、iTunesで再生中の楽曲を通知可能に。

Google Quick Search Box

デスクトップ検索兼テキストランチャー? 僕は窓時代に「fenrir」というテキストランチャーを使っていたんですが、使い勝手が似ていたので導入。相違点はfenrirが予めファイルのスキャニングが必要である一方、QSBはスキャンなしでハードディスク内の全てのファイルを探してくれるということ。コマンドキー2回押しでいつでも即座に立ち上げ、どんなアプリケーションでもファイルでも探すことなく一発起動。これも便利すぎて鼻血モノ。

iTunesの楽曲再生をしてくれるのもいい。たまに挙動が変ではありますが。あと「システム終了」で落ちてくれるし、「スリープ」と入れれば寝てくれるし、できないことはない感じ。計算までできちゃうし。Mac純正のSpotlight以上に高機能なので是非。

Google 日本語入力

こちらもWindowsからお世話になってるので。ユーザー辞書もdropbox経由で移行。

Keepass

ID・パスワード管理。Mac版の他にWindows版とAndroid版もあり、dropboxにデータベースファイルを置くことで、3つの端末を擬似同期できるということで選択。

ちなみにWindowsではID Managerを使っていたのですが、ID ManagerからエクスポートしたXMLファイルをKeepassで読み込み可能な形に変換してくれるツールが公開されています。

Lame

高音質なMP3ファイルを作るため、窓ではExact Audio CopyにLameを組み合わせていましたが、MacではiTunesにLameを入れられます。便利やわー。

もちろんコマンドラインオプションにも対応。

その他

他に入れたのは以下のアプリ。

  • Gimp(画像編集)
  • Inkscape(ドロー)
  • OpenOffice(オフィス・スイート)
  • VLC(動画再生)
  • The Unarchiver(ファイル解凍)
  • BathyScaphe(2chビューアー)
  • ClamXav(アンチウイルスソフト)

ネット高速化関連

dolipo

プロキシを使ってインターネットを速くしてくれるツール。無料だし入れとく。

Google Public DNS

一時期話題になった、Googleが提供しているDNSサービス。同じくネット高速化のために導入。

その他

壁紙

1920*1080なんてサイズのはあまり落ちてないのですが、以下のまとめ辺りからいくつか拝借。

1920×1080のカコイイ壁紙をくれ(他サイズ有):柴犬速報
なぜ1920×1080の壁紙はやたら少ないのか?いい加減にしろ - 2のニュース

Android SDK

スクショを撮る機会があるかもしれないので一応。環境変数とかいじらなくていいのでWindowsより楽。

「最近使った項目」をDockに表示させる(2011/01/31追記)

アップルメニューからでも開けますけど、なんとなくDockに置いておきたくて。こちらの記事を参照しました。


ネットの海とはてなブックマークの偉大さを再認識しました。これだけ資料が整ってれば何をするにも万全ですね。