そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

大切なのは「忘れない」より「思い出す」こと

あの「阪神・淡路大震災」で本当は一体何が起きていたのか、その真実がよくわかるムービー集 - GIGAZINE

GIGAZINEはときに、こういう良いまとめエントリーを書いていただけるので購読を止められません。

災害の教訓は覚えていよう、というのはよく耳にします。では、私たちは阪神大震災を忘れずに今日まで来たか? 僕の答えは否です。当時7歳と幼かったこともありますが、すごくぼんやりとした記憶しかありません。朝方のニュースが何やら騒がしかったこと、学校から帰ってテレビをつけてみたら、たくさんの人が死んでいたこと。覚えているのはそれぐらいのことです。だからGIGAZINEのエントリーはとても新鮮で、寝起きに見たためにパッチリ目が覚めてしまいました。

14年って長いですよね。その間、ずっと阪神大震災のことを忘れずにいるというのは難しい。地震に日ごろから備えている人は依然としてマイノリティのようだし、記憶は風化するものです。それは仕方がない。人間だから忘れもしますよ。

だから、どちらかと言えば大事なのは、「忘れない」と強く心に刻むことより、事あるごとに「思い出す」ということなんじゃないかと思います。別の言葉を使えば、「記憶に刻み直す」ということ。例えば1年おきにでもいいですから。書いてみたらすっごい当たり前のことみたいですけど、「思い出す」ってことは大切だなァと、今回のGIGAZINEを見てつくづく思いました。

Webにあらゆる情報が蓄積された今日とあっては、思い出すことはとても簡単になりましたよね。当時とほぼ変わらないリアルな記録を、いつでもどこでも誰でも目にできるんですから。いっそのことYoutubeに報道映像専門のチャンネルを置いてくれればいいのに。そうしたら、忘れてはならない人類の記憶のアーカイブができそう。いやホント、GIGAZINE GJ。YoutubeもGJ。そして頼むからこの映像は消さないでほしい……。