手持ちのれぐぽんことT-01Cがいい加減酷過ぎて堪忍袋の緒がちょっと引っ張っただけでもう切れそうな感じなので、夏モデルでのAndroid買い替えを検討中。先週のdocomoの発表会をザーッと見てみるに、今のところはXperia SX SO-05Dが有力候補になってます。
ケータイ選びの軸
ケータイを選ぶときの軸ってのはいくつかあるんだけど、列記してみると以下のような感じ。
- docomoである
- デザインがダサすぎない
- Felica搭載
- カメラである程度の解像度を写真が撮れる
- 電池がもつ
- 片手で扱える
1番はもうめんどいのでというそれだけの理由。継続利用による割引を捨てるのは惜しいし、今更メアド変わったり契約変更したりなんてのもかったるい。キャリアにとってはイイカモだけど。
2番は自分の持ち物である以上、ある程度は当然のことだとして、3番はモバイルSuicaを使いたい故。カード型電子マネーの欠点は、電子と唄っておきながらそれ単体だと中のデータに全くアクセスできないことにあると思っているので、個人的にはFelicaへの読み書きがいつでもできるおサイフケータイは必須アイテムの一つ。
4番はメモ用途として。文庫本の1ページぐらいは撮って読める程度の解像度があると、スキャナを使う手間が省けると嬉しい。5番は誰もが意識するところだろうけど、スマートフォンだとさらに重要。ちなみに今使ってるれぐぽんは、3G回線をオンにしておくだけで10%/hourぐらいの速さで電池を消耗してる。
スマートフォン時代に必要な観点という意味では6番もかなり重視していて、欲を言えば画面サイズ4インチを超えるスマートフォンはでかすぎると思ってる。片手で扱えるかどうかという意味でもそうだし、ポケットに入れづらいという点でも大きいスマートフォンは好きじゃない。そもそもなんであんなにでかい必要があるんだろう? リッチコンテンツを楽しみたいのであれば本来ならpcかタブレットを使うべきであって、それをモバイル端末でカバーしようというのはどこかズレたものを感じる。モバイル端末の持ち味てのは、文字通り携帯性とか取り回しの良さにあるんであって、大画面スマートフォンの流れはそれに反していると思うのだがどうなんだろう。スマホでリッチコンテンツまで楽しんで欲しいのであれば今度はタブレットの意義がなくなるし、各社のやりたいことがよくわからない。
……で、長くなったけどこういう観点から見た場合、Xperia SXが最も魅力的に映るわけである。画面サイズが4インチ未満のスマートフォンという時点で、もうXperiaかiPhoneぐらいしか選択肢がないわけだけど、Xperia SXであれば前代にあたるrayの評判を見ても「ハズレ」ってことはないだろうし、電池容量も1500mAhならまずまずではなかろうか。問題は発売が8月とかなり先であることだが……ぐぬぬ。
それでもAndroidを選ぶ理由
ちなみにiPhoneは候補に入らないのか?という点だけど、おそらく今後も視野にいれる可能性は限りなく低いと思う。理由はいくつもあるが、特に大きいのがマルチタスク、あるいはインテンションの有無。Androidにはあるアプリから別のアプリへデータ連携ができるインテンションという機構がある。例えばTwitterアプリで読んでいたツイートを、はてブアプリへ連携してそのままブクマできる、という具合に。iPhoneは基本的に各アプリ間での連携を図ることができない機構になっているわけで、このあたりの差はかなり大きい。
他にもデスクトップに置く情報を柔軟に変更できない、ディレクトリ構造が見えないなどなど、先に挙げた「ケータイ選びの軸」も含めて不満点はいろいろある。もちろん、動作の安定性という意味では圧倒的にiPhoneが優れていることはわかっているのだが、それ以上に不満店の方が個人的には多い。
てわけで、このまま揺るがなければあと3カ月ぐらいでようやくれぐぽんとおさらばするはずである。Android→Androidの乗り換えは初めてになるので、その辺のノウハウもいずれブログに書く予定。