読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

そのねこがうたうとき

物語偏愛者の詭弁と戯言

詠舞台『蟲師』、見て「聴く」舞台

詠舞台のパンフかっちょいい

詠舞台『蟲師』を見てきた。蟲師は絵柄とその雰囲気もあってか、様々な形で具現化されている作品で幸せだよなーと思う。この詠舞台は名の通り、演技ではなくアニメ版声優がわずかな動きとともに台詞を朗読する形で進んでいく舞台なのだが、会場三方の壁にビデオマッピングで映像が投影されることにより、独特の舞台表現が展開されるっていう試み。

エピソードはアニメ版から計6話あり、1回の公演でそのうち2話が上演されるのだけど、出演声優は当然ながらアニメそのままでなかなかに興奮します。自分が見られたのは『雨がふる 虹がたつ』と『花惑い』で、松山鷹志さんの台詞が直に聴けたのはめちゃめちゃ良かったー。渋い。渋い上にエロい。色気。自分の中で松山さんはHxH(日本アニメーション版)のノブナガとかゴトーなんだけど、10年以上を経ても変わらない素晴らしい声音ですわ、ほんと。花惑いの宮本充さんもねぇ。。。佐保が消えるときの叫びがなんとも切なくてな。俳優ではなくて、声優の演技を間近で聴く機会ってたぶん初めてだったのだけど、特に衣装や髪型もキャラと完全に一致しているわけではないのに、そこにキャラがいる感覚が凄まじかったです。特に中野さんはホントギンコにしか見えないですね。。

会場は意外にというか、普段のサブカル/オタク系イベントと比べるとハイカルチャー寄りというか。年齢層高めなお客さんもそこそこいたり、会場内7割が女性客だったりというのは若干不思議でした。蟲師って評価が高いのはわかってるんだけど、固定ファンがどこにいるのかな?というのがあまり実感なかったもので。まぁ年季はある作品だし、年齢層はやっぱ上がるのかな? 会場があるのも表参道なので、どちらかといえばアート寄りの狙いだったのかもしれないです。

公演はまだあります。当日でも立ち見なら入れるようになっていたし、ニコ動でも生中継があるみたいです。ニコ動版ではARによって、会場にはないオリジナルの演出があるらしいから、あえてこちらで見るのも良いかも。再演される保証もないといえばないわけだし、オススメです。